ウエディングドレスの基礎知識

結婚式という晴れの日にふさわしいウエディングドレス。
幼い頃から誰もが憧れた、とびきりの花嫁姿を目指すなら、ぜひ基礎知識を頭に入れてから試着に臨むことがオススメ。
たくさんのイメージを膨らませれば、より一層自分にピッタリの一着に出会えるはず。
ゲストはもちろん、彼をもっとときまかせる理想の花嫁スタイルはすぐ目の前!

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雑誌やショップで耳にする専門用語をチェック!

「自分の理想のウエディング衣装を探そう!」とインターネットや雑誌、実際のドレスショップなどで探し回ると、あちこちで耳にするウエディング衣装にまつわる専門用語。
普段はなかなか耳にしないけど…でも大丈夫。
ここで用語をチェックすれば、ドレス選びも小物選びもスムーズにいくこと間違いなし!

花嫁編

イヤリング・ピアス
顔に近く、華やかな印象を与えるイヤリングやピアスは、ウエディングの場合、パールのも主流だが、当日のヘアスタイルやネックレスとのバランスを考慮して。
お色直し
白無垢から白打ち掛けからウエディングドレスになど、衣装を取り替え、ヘアメイクを新たに着た衣装に合わせること。
オーバードレス
ドレスやスカートの上に、さらに重ねて着用するスカートのこと。挙式で着けで、披露宴で外すなど2Wayとしても楽しめる。
オフショルダー
両肩を出し、胸や背中が大きく開いたネックライン。華奢に見え、首周りをすっきりと見せる効果がある。肩幅の広い人や面長の人にオススメ。
ガーターベルト
ひざ下までの長さのストッキングを履く場合、ストッキングがずり落ちないように紐状のものでウエスト部分とつなげるもの。
カクテルドレス
イブニングドレスを簡略化したもので、夕方から夜の順礼装として着用。薄くて透ける生地を使用し、レースやカットワークを施したドレス。カラーも豊富なため、ウエディングでは、お色直しで着用することも。
クラウン
ヘッドドレスのひとつで王冠状のもの。サイズも各種あり、小ぶりのタイプは頭の中に軽くのせるとキュート感が増す。
コサージュ
婦人服の胸や肩などに付けられる花飾りのこと。
サムシングフォー(something four)
挙式当日に花嫁が身につけると幸せが訪れるという欧米の言い伝え。sothingold(古いもの)、something new(新しいもの)、something borrowed(借りたもの)、something blue(青いもの)。
ショール
肩掛け。光沢のあるものや、キラキラした装飾が施されているものも。
ストラップ
靴の場合は、足を固定するために甲部につけるさまざまなバンド、洋服の場合は肩ひものことを表す。
スリーインワン
ドレス用の下着。ブラジャー、お腹部分のガードル、ガーターベルトが一緒になっている。バストアップとウエストシェイプが同時にできるブライダルインナーの代表格。
スレンダー
体にぴったりとした細身のウエディングドレスのライン。
チュール
薄手で、ベールに多様される網状に織られた布地。軽やかで張りがあり、重ねて使うとボリューム感を出すことができる。やせ気味はパールやビーズが中心。
ティアラ
ヘッドドレスのひとつで、冠のような髪飾りのことを指す。フロント部分に贅沢な飾りが施され、皇族の方の婚儀にも用いられる。素材はパールやビーズが中心。
デコルテ
胸元を示す。または、胸元が大きく開いたデザインのドレス。
トレーン
布によって作られるヒダのこと。エレガントな雰囲気が増す。
ネックレス・チョーカー
胸元が大きく開いたデザインの場合にはアクセントとしてネックレスやチョーカーを。パールの一連などが主流だが、ヘッドドレスとの相性や襟の開き具合で調整して。
パニエ
ドレスのスカート部分のボリュームを調整するペチコート。
パフスリーブ
可憐でキュートな雰囲気を演出できる。袖がふわっと広がったデザインであるため、気になる二の腕を細く見せる効果も。
ビスチェ
肩のストラップがないドレスの上半身のこと。胸元と背中が広く開いているため、肩のラインを美しく見せる。首周りにはアクセサリーをするとより一層映える。
ブライダルインナー
ドレスのラインをさらに美しく見せる補正下着。
ブライダルエステ
美しい花嫁姿になるための集中ケアを行うプラン。ボディならドレスを着た状態を考え、背中や二の腕などのケアを重点的に行う場合も。また、心身ともにリラックスできるため。精神ケアに繋がることも。
ベール
清らかさと忠誠心を表すベール。女性のフェイスベールを男性が外す儀式は、ふたりの新しいスタートを意味する。また、花嫁を悪霊から守るという言い伝えも。
ヘッドドレス
ボンネやティアラ、クラウンなど頭を飾るアイテムの総称。
ホルターネック
前身頃の布やひもを首からつるすようにして着るデザイン。肩や腕、背中のラインがキレイに見える。
マリアベール
花嫁が使用するベールの種類。聖母マリアが着用していたベールであることから名付けられた。
ミディレングス
ふくらはぎの真ん中ぐらいの丈。
ラリエット
近年登場してきた新しいスタイル。留め金のない長いネックレス状の飾りで髪に編み込んだり、二重にして頭上に飾ったりと自由なアレンジが可能。
リハーサルメイク
挙式前に、挙式当日のブライダルメイクをあらかじめ行い、イメージ通りの花嫁フェイスに仕上がるかどうかの確認や、外光、屋内光での見え方の違いなどをチェックすること。
ワンショルダー
片方の肩のみ露出したドレスで、イブニングドレス(カクテルドレス)に良く用いられるデザイン。

花婿編

アスコットタイ
モーニングやフロックコートなど、昼間の男性の正装に用いる幅の広いネクタイ。
燕尾服(テールコート)
ツバメの尾のようなテールが特徴。黒色の上着とズボンに、ベスト、ワイシャツ、蝶ネクタイ、チーフは白色で揃える。
オペラパンプス
男性の夜の正装の靴。リボン飾りが特徴。素材はエナメルかカーフ・スキン。
カマーバンド
タキシード着用時にウエストに巻く幅広の飾り帯。
タキシード
上着は背広型で絹の側章が左右についたズボン・フリルかプリーツ付きのシャツ、黒い蝶ネクタイ、共布のベスト、またはカマーバンドをつけるのが正式。
ディレクターズスーツ
昼用のセミフォーマルウェア。黒のシングルの上着に、ベスト、黒とグレーの縞のズボンを合わせる。タイは白黒のストライプ。
モーニング
昼の正礼装。ひざ丈より少し長めの先が細くなった上着のテールが特徴。タイはシルバーグレーのアスコットタイ、ズボンは黒とグレーの縞が一般的。

ドレス素材・制作編

アイボリー
少し黄味がかったホワイト。滑らかで肌に馴染みやすいため、ホワイトよりも優しい印象に。最近ではパールアイボリーなど素材によっても異なるため、写真映りなどを考慮して選んで。
アシンメトリー
左右が対称でないのに、バランスがとれていること(対義語:シンメトリー)
エンプロイダリー
織物やチュールに、光沢の優れた糸で施された刺繍のこと。基布になる織物に穴をあけてその周囲を刺繍でかがったもの。
オーダーメイド(オートクチュール)
自分の希望に沿ったオリジナルのドレスを制作すること。料金は通常のセルドレスなどと比べると高くなるが、生地やデザイン、仕立てなどすべてにおいて好みの仕上がりに。
オーダーレンタル
自分のサイズに合わせてオーダーで作ったドレスをレンタルさせてもらい、挙式後は店に返却するシステム。レンタルと違って新品かつ自分にぴったりのドレスに一番最初に袖を通すことができる。
オフホワイト
ウエディングドレスで使用するシルク素材では代表的な色。ほとんど白に近いが、少し黄色味がかった色。ナチュラルな風合いが感じられる。
サテン
シルクなど光沢のある繊物の総称。艶があり、なめらかな手触りでドレスの素材によく使われる。特にシルクサテンは華美すぎない光沢加減がエレガント。
シルク
絹。上品な光沢がでることからウエディングドレスに多く用いられる。
シャンパンゴールド
カラードレスの人気色。強みのある色ではないため、比較的どんな人に似合うが、エレガントな雰囲気やゴージャス感を出すことができる。ウエディングの二次会やパーティなどにオススメ。
スパンコール
金属製、またはプラスチック製の薄い小さなかけら。キラキラ光る装飾用。
セミオーダー(プレタクチュール)
プレタポルテとオートクチュールを合わせたもの。フルオーダーではなくサンプルドレスを基本的にデザインや素材を変えて制作するドレス。サイズのみを合わせる場合はサイズオーダー。
セルドレス
ドレスショップ等で販売している買い取り専用ドレスのこと。既製品だが、多少のサイズ直しは可能な場合もあり、最近では手頃な価格のものも増えてきている。
デコラティブ
装飾や刺繍が多く、派手な印象のこと。
ビーズ
キラキラと光る小さな装飾品。刺繍のワンポイントに使用することも。
ファーストレンタル
初めて袖を通すレンタルドレスのこと。オーダーレンタルをした場合などに利用できる。
フィッティング
ドレスを試着すること。また、小物や靴も合わせて全体のバランスを見る。この時にカメラで撮影して、改めて第三者と一緒に確認することがオススメ(撮影不可の場合あり)。
フリル
生地の一方の端である布地を縫い縮めて寄せ、ひだ部分や布地を折りたたみ波打たせた布地のことを指す。女性らしくかわいらしい、ロマンティックな花嫁姿を目指すなら、フリルを多用したデザインを。
プレタクチュール
サンプルから選んだものをジャストフィットにしたり、装飾を加えられるドレス。
プレタポルテ
高級既製服(セルドレス)。
持ち込み料
ホテルや専門式場内の衣装室以外から、ドレスを購入、持ち込んだ場合に発生する。金額は会場により異なるが1〜3万円。この場合、ドレスショップが金額あるいは何割かを負担してくれる場合もあるので相談を。
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